茨城県つくば市の鍼灸治療院 はり処 温篤-ontoku-

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2019 夏の思い出。

2019年09月11日NEW

「暑さ寒さも彼岸まで」いよいよ夏もおしまいでしょうか…

 近年の我が家では、夏にキャンプに行くのが恒例行事となりつつあるのですが、今年は山梨県北杜市のキャンプ場に行って参りました。

 そのついでというのは大義名分なのかもしれませんが、最近のウイスキーブームの乗せられてか?そこへ行くなら!!という事で、近くのサントリー白州の工場見学へも足を伸ばしてみました。

南アルプスの麓にある白州蒸留所では、大麦麦芽を使用したシングルモルトウイスキー白州を作っています。

もっと予習して行けば良かったと思うほど色々勉強になり、ここ白州では麦芽を発酵する際には伝統的な木桶を使用しています。

 手前の物にはシートがかかっていますが、奥の桶がそうです。近年は醤油や酒などもそうですが、生産性や合理性を求めステンレス等の桶を使用している所が多いようで、手間暇はかかっても木桶を用いることで微生物が住み着き、より豊かな味わいの物が作れます。

 今回はちょうど新しい木桶が入ったばかりと見られたのですが、きれいな木の色で、これを長年使いこむことで深い味わいを作れるようになるのだなと感銘を受けました。

木桶もまた使うことで劣化するのではなく、使うことで育てていくのだと思いました。

この過程で作られた物をポットスチルという機械で蒸留していくのですが、

(この写真は使用されている工場の物ではありません)

形や大きさが様々で、原酒の作り分けをしているそうで、ここでもこだわりが感じられます。

蒸留したての原酒を「ニューポット」と言い、ウイスキーですが無色透明です。

これを樽につめて寝かせるわけですが、

 

 貯蔵庫には数十万という数の樽が置いてあり、一切人や機械の手を加えず自然の温度や空気に任せ熟成していきます。

この熟成する期間によって、18年ものとか25年ものという商品になっていきます。

 長く寝かせれば寝かせる程、蒸発して樽の中の量は減り濃縮され、樽の成分が色づいて深みのあるウイスキー色になっていきます。

25年ものと簡単に言ってしまいますが、見学に行った日のウイスキーが、25年後の2044年にならないと再会出来ない。

それまでただひたすら自然と調和しながら熟成していくと思うと、とんでもない商品なんだと思います。

 

 ちなみに、この貯蔵庫は日によって違うらしいのですが、私の行った日は、とても香りが強く、飲んでないのに酔ってしまいそうでした。

しかし、どっちにしても酔うようで、一通り勉強した後は試飲会です。

 

色々な原酒を飲み比べ、味や香りの特徴を表現するのですが、違いは分かっても表現するのは難しく…

表現しようと飲み比べれば飲み比べるほど、酔いがまわりどれも同じ味になってしまう始末…

 

そして、最後は最近流行のハイボールの作り方をレクチャーしてもらいながら、乾杯!!

 ウイスキー作りというのは、これだけ手間暇がかかっている事を考えると、急に流行りだしてもそりぁ生産が追い付かないわけです。

まだ、飲み足りない…いや味わいを勉強したいという方は、併設されているBARで楽しむことも出来ます。

この頃には、ウイスキーとは別の天然水工場見学に参加してもらっていた子供たちも待ちきれず飽きてきてしまい、ゆっくり堪能することが出来ず、足早に店を出てしまいました。

お土産屋さんもゆっくり見られず、帰宅してから知ったのですが、最近では生産が追い付いてなく、ネットで探しても定価販売している所が無いくらいで、ミニボトルしか無かったのですが、購入しておけば良かったと後悔…(涙)

 

ここ山梨県の白州を製造の地に選んだ理由は、自然豊かな森に囲まれた環境と質の良い豊富な水にあると思います。

この環境の中で、製造にこだわり、作られる『白州』

もしかして、ウイスキーとは、人が作る物でなく、自然が作り出すものなのかもしれません。

 

 

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