2017年03月03日
我々鍼灸師は、専門学校を経て国家試験を受験し、国家試験に合格する事により、国家資格を厚生労働大臣より承り、初めて『はり師・きゅう師』として業につくことが出来ます。
今年もつい先日の2月26日に、新たな鍼灸師を夢見ている人たちが国家試験を受験しておりました。3月末には結果発表も出ており、また鍼灸師として世の中に羽ばたいていくと思います。
そんな国家資格ですが、車の運転免許証のように携帯できるような物はなく、いわゆる表彰状サイズの許可書しかありませんでした。
しかし、昨今の無資格の施術者による医療？事故が相次いだことで、ようやく重い腰を上げて対策を始め出しました。
(今までも無資格によるマッサージや整体などがはびこってましたが、リラクゼーションと称することで黙認であったりと放任状態でした…)
昨年の夏に申請し、先日ようやく届いたのが以下の『厚生労働大臣免許保有証』になります。今度のはカードサイズなので、これからは胸につけて仕事していこうと思います。(でも数日で邪魔で仕方ない…)
まだ申請しないと手に入りませんが、今後は合格者全員に配布され、これを付けている治療院に行けば安心!!という時代が来ることを願います。
